研修~学校交渉
昨日,「学校交渉」というテーマで岐阜県弁護士会で研修を受けてきました。
学校交渉とは,いじめや体罰などで悩みを抱える子供たちの環境を改善するために弁護士が代理人となり学校と交渉するものを指します。
例えば,弁護士がいじめを理由に不登校になった子から相談を受けて,再び学校に通えるよう学校と協力して取り組むことなどが挙げられます。
弁護士が介入するのであるから,訴訟等による責任追及により問題を解決すればとよいのではないかと思われるかもしれません。
しかし,この方法を採った場合,事を公になり,学校との関係は悪化することになります。
そのため,被害を受けた子供がいじめがなくなれば登校したいと考えている場合にはこの方法は必ずしも適切とはいえません。
子供,保護者とよく相談し,意向を十分に確認まずは重要になります。
弁護士法人心 岐阜駅事務所にて